第1回全日本ネット麻雀グランプリ
2017年1月31日
昼12時まで

麻雀を覚えたい初心者から、強くなりたい上級者まで、ルール、役、戦略を動画とテキストで解説

麻雀のすべて 講師:土田浩翔

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土田の麻雀道

序盤の思考(土田の麻雀道)

33.早いテンパイへの疑念(約7分20秒)

誰もが和了りたいですから、早い巡目で聴牌するのはうれしいことです。しかし、そのまま立直をかけていいのでしょうか。麻雀道ではただ和了れればいいという麻雀を打つのではなく、その打ち方で、その人の器量が試されます。ここでは、早い聴牌時の麻雀道としての心構えについて解説します。

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土田の麻雀道

「道」の精神とは?(土田の麻雀道)

その哲学とは?(土田の麻雀道)

対局姿勢(土田の麻雀道)

点棒の受け渡し(土田の麻雀道)

序盤の思考(土田の麻雀道)

中盤の思考(土田の麻雀道)

終盤の思考(土田の麻雀道)

ドラや赤牌について(土田の麻雀道)

勝っている時の心構え(土田の麻雀道)

負けている時の心構え(土田の麻雀道)

オーラスの心構え(土田の麻雀道)

愛される打ち手の条件(土田の麻雀道)

終盤の思考Ⅱ(土田の麻雀道)

オーラストップ目の心得(土田の麻雀道)

オーラスラス目の心得(土田の麻雀道)

摸打の心得(土田の麻雀道)

リーチのかけ方(土田の麻雀道)

チー・ポン・カンの仕方(土田の麻雀道)

局終了後のふるまい(土田の麻雀道)

 早くて安い聴牌。牛丼屋さんみたいな形でございますけれども、和了りやすい待ちであれば、多くの方が躊躇なく立直に踏み切るというシーンはたくさん見てきております。でも、そこに疑問を感じたことありますか。早い聴牌、ラッキーだな、恵まれているな。素直にそれを受け入れることも良しとされるかもしれませんが、麻雀道、道はちょっと険しいんです。

 本当にその早い聴牌を受け入れていいときと、受け入れてはいけない、もうちょっと先があるんじゃないかと。聴牌して、闇聴しているならまだしも、立直をかけてしまうと、手にふたをしますよね。手にふたをするということは、その最終的な聴牌で満足しているというふうに見なされるわけじゃないですか。早いし、待ちもいいからという、何か言い訳を自分の中で作りながら立直をかけて、あるいは親だからとか言いながら立直をかけていること、たくさんあると思うんです。

 でも、道を極めるためには、安易な、努力のない聴牌ではたしていいのかな。ドラ3だとか、早くにタンヤオ、平和、三色だとか、メンホンを聴牌したとかいう話であればちょっと違いますけれども、ただの聴牌、ただ和了りやすい形で組まれている聴牌に対してどう考えるのか、その先はないのか。なければ、ふたをして立直をかけても良しとしますけれども、一般的には、何言ってんだと言われる手牌であっても、私は、そのまま立直をかけることを良しとしない道を歩いていきたいなと思っております。

一萬一萬三萬三萬四萬六萬七萬二筒三筒四筒北北北一萬ツモ

 例題を挙げていきましょうか。まず、この手牌。東場の西家、点も動いていない。5巡目に聴牌します。ドラは五筒。何もない、立直のみですね。四萬を切って立直をかければ、五萬八萬待ち。赤五萬でもツモればおいしいかな、裏に北とか一萬が乗ればラッキーかな、待ちも端に寄って悪くないかな、ぐらいの気持ちで立直かけちゃおうって考える人、多いと思いますけど、これは、私は二筒を切ります。

 素直にドラの五筒赤五筒かもしれませんが、五筒を引いてきたらその時点で立直をかけます。でも、そうならないうちに萬子を引いてくること、けっこうあるじゃないですか。和了牌である五萬を引いてくることだってあります。和了っていたな。それがどうしたの。そのときにはもうドラ表示牌の四筒を切って、一向聴に戻しましょう。そして、運良く八萬を引いてくるか、三萬を引いてくればベストですよね。

一萬一萬一萬三萬三萬三萬四萬五萬六萬七萬北北北

三萬を引いてきて、上のような形になって、立直をかけるも良し、かけなくても良し。そんなうまくいくかよと。そんなことを言っているんだったら、素直に四萬を切って立直かければいいじゃないかと。違うんです。麻雀道を歩いていく覚悟を決めたなら、麻雀はただ和了ればいいというゲームに収めてはいけないんです。麻雀を作った方、素晴らしい天才と言ってもいいでしょう、ノーベル賞ものだと思いますけれども、その方の意志を継いでいかねばならないと思うんです。ただ和了りゃいいというゲームに作ったわけではないんです。麻雀は人生の縮図だと言う方もいらっしゃいます。人生が麻雀の縮図だと言う方も、偉い先生の中にはいらっしゃいますけれども、もっともっと違う観点から手牌を眺める習慣をつけてみてはいかがかなと思います。

三萬四萬五萬六萬七萬一筒二筒六筒七筒八筒六索六索七索三筒ツモ

 これ、いかがですか。今、三筒をツモってきて、八索がドラ。東場の親です。聴牌するまでは、八索を先に引いてくればいいな、あるいは二筒が頭になってもいいなとか、いろんなことを考えていた。ところが、ストレートに三筒が入ってきた。二萬五萬八萬、三面張、親。立直しないのはおばかさんと教えられた、あるいは覚えた、あるいは自分でそう思っている方、たくさんいらっしゃると思います。

 違うんです。与えられた手牌は、どこまで伸びるのか。和了れる、和了れないは別です。和了れるに越したことはありませんけれども、どこまで伸ばしていく器量が打ち手にあるのか。ですから、これは一筒を切ります。もちろん四筒を引いてきたら二萬五萬八萬待ちで立直します。

三萬四萬五萬六萬七萬二筒二筒六筒七筒八筒六索七索八索

ですが、理想はやはりこの形ですね。

 最後、これは親の手牌。

七萬八萬九萬九萬九萬七筒八筒四索五索六索七索東東六萬ツモ

同じく八索がドラです。六萬が入った。ダブ東が暗刻になればうまくいったんですけれども、これでもやっぱり六筒九筒待ちで立直かける人、多いと思うんです。でも、こういう手牌もやっぱり我慢して四索を切って、黙っている。八索を取る振り替えを待つ、あるいは東が暗刻になるのを待つぐらいの器量で手牌と向き合ってほしいなと。早い聴牌へのクエスチョンマークをいつも抱きながら麻雀を打つ習慣をつけられると、麻雀道に入っていけます。

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