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土田のデジタル

トイツの作り方(土田のデジタル)

19.シュンツとの天秤について(約4分20秒)

ここでは、対子手と順子手の分岐点での判断について解説します。

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 対子手と順子手を天秤にかけながら七対子を作ったり、天秤にかけずに決め打ちすることがあります。その分岐点を解説します。

二萬三萬三萬四萬六筒六筒七筒七筒三索四索四索六索六索八索
二萬三萬三萬四萬六筒六筒七筒二索四索四索六索六索八索八索

 ドラは三萬です。七対子ドラドラの一向聴にとれます。しかし、順子手、刻子も含めた面子手も天秤にかけて進める場合は、上の手牌は八索、下の手牌は二索を切ります。ただし、下の手牌には大きな問題があります。

 下の手牌の問題は、四索四索六索六索八索八索と、飛び飛びで対子があることです。暗刻になればいいですが、五索七索を引くと、また嵌張の一盃口形が残り、門前では時間がかかりそうです。七対子の一向聴なのですから、ドラ表示牌の二萬を切って七対子一本にして、重なりそうな牌を残していくほうが、テンパイも早く和了点も高いと思います。ドラを1つ切ってでも鳴いて和了り、連荘を狙うといったような場合は、例外です。

 上の手牌は八索を切っても、三索四索二索五索待ちの両面形があります。五索を引くと四索六索の間に入り、もう1回二索五索待ちが残りますので悪くないです。また、六筒七筒を外したり、手牌を柔らかくほぐしていけます。このように、萬子・筒子・索子が両面形の七対子の一向聴形は、面子手と天秤にかけていいと思います。

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