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土田のデジタル

中盤の思考(土田のデジタル)

28.手役の見切り(約5分20秒)

ここでは、中盤での役の見切り方について解説します。

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 中盤は、役にこだわらず、早く和了るために牌の組合せを重視します。

一萬三萬赤五萬六萬七萬八萬二筒三筒一索二索三索八索八索九萬ツモ

 ドラは西です。1・2・3の三色同順と一気通貫が狙える形ですが、いずれも二萬が急所です。二萬が残りの山に残っているという確信があるときは例外ですが、通常は両面形を残し、一萬三萬を落としていくのが、デジタル的な打ち方です。八萬九萬二筒三筒を切っていては、和了から遠ざかります。

五萬七萬九萬九萬九萬赤五筒六筒七筒二索二索二索五索六索八筒ツモ

 ドラは六索です。5・6・7の三色同順が狙えますが、中盤では、五萬を切ります。八筒を切ると、聴牌する牌は五萬六萬七萬八萬四索五索六索七索です。五萬を切ると七萬八萬五筒八筒四索五索六索七索と、種類の数は同じですが、枚数は八筒を切る方が多いです。しかし、五萬を切ると、四筒九筒を引いたときに、完全一向聴の形にできます。そこまで見越した上で、五萬を切ります。序盤では少し役に比重をかけてもいいですが、中盤では役を見切り、和了には近づける一打を選択しましょう。

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