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土田のデジタル
仕掛けの基本(土田のデジタル)
65.カンチャン決め打ち打法(約5分)
ここでは、カンチャンの決め打ちをしたほうがいいケースについて解説します。
カンチャンの複合形とは、例えば4・4・6とか5・5・3という部分です。門前のときには、複合形を残さずにカンチャンに決め打ちしても、手役を追いかけたり、良い待ちを作っていくための技として使っている方が多いと思います。しかし、仕掛けているときには、ポンができる形でもあるので、カンチャンに決め打つことはなかなか難しいです。ですが、カンチャンに決め打ちしたほうが和了りやすいケースでは、決め打つことで仕掛けたときの和了率が上向いていきます。
親でがドラです。ダブ東、赤、ドラの親満が見えています。をポンした場合、何を切るか。を切ると完全一向聴形になります。
かをポン、またはチーで待ちになります。ですが、の部分は三面張になりやすい四連形ですので、ここはを切ってカンチャンに決め打ちしましょう。カンチャンに決め打つときには、そのカンチャンの待ちが出てきやすい、相手が要らなくなりそうな牌であることがポイントです。
この様な手牌でしたら、カンは良い待ちではないので、を切って、の伸びを狙います。
手牌全体をよく見て、カンチャンの善し悪し、違う色の伸びを考えましょう。5面子目を想定しながら仕掛けて、確実に高い手にする打ち方を身につけましょう。からを先に打っておけば、カンという待ちが読まれる可能性が薄まります。聴牌時の打牌は印象が強いので、その近くの牌は出てきにくくなります。