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土田のデジタル
シュンツの作り方(中盤編)(土田のデジタル)
13.リャンメン複合形の取捨(約7分40秒)
ここでは両面複合形の優劣について解説します。
両面複合形とは、両面形に取れる部分が一部重なっていて、順子になっても暗刻になってもいいという形で、6パターンあります。
次からの3パターンは優れた形です。
1つ目は、3・3・4と6・7・7です。3や7を2枚もっているので、牌理的には5よりも2や8を引いてきやすく、2・3・3・4と6・7・7・8という、一番優れた中ぶくれの形が生まれやすいです。2や8を引いて2組作ることを考えましょう。
2つ目は、2・3・3と7・7・8です。4や6が入れば最高の形になりますが、1・2・3・3や7・7・8・9の形になりやすいです。しかし、残った3と7は優秀な孤立牌ですので、2組作れます。
3つ目は、4・4・5と5・6・6です。3・4・4・5や5・6・6・7の形になりやすいです。良い中ぶくれの両面ですから、2組作ることを考えましょう。
次からの3パターンはあまり良くない形です。
1つ目は、3・4・4と6・6・7です。2・3・4・4と6・6・7・8の形になりやすいです。浮いた4や6は、赤引きの期待はありますが、5を引くと3・6、4・7待ちと苦しい形です。また、3や7を引いた良い形にはなりづらいです。
2つ目は、4・5・5と5・5・6です。3・4・5・5と5・5・6・7の形になりやすいです。4を引いて中ぶくれ形になったとしても、3・6、4・7待ちと苦しい形です。3や7を引くと、5に4か6を持ってこなければ両面になりませんし、良い両面形でもありませんので、早めに5を離しましょう。
3つ目は、2・2・3と7・8・8です。1・2・2・3と7・8・8・9の形になりやすいです。2・2・3・4や6・7・8・8になったとしても、浮いている牌は2と8です。この両面複合形は頭で使うことがありますが、組み合わせとしては1組と考えましょう。