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土田のデジタル
終盤の思考(土田のデジタル)
36.ノーテン罰符の貰い方(約5分30秒)
ここでは、残り牌が少なくなってきたときの考え方、テンパイへの持ち込み方について解説します。
ノーテン罰符は、1人ノーテンですと、相手3人との差が4000点広がります。2人ノーテンでも、3000点広がります。積み重なるとけっこうな点差になりますので、ノーテン罰符をもらう技術を習得しましょう。役にこだわらずに形だけで整えていくという思考に切り替えましょう。
とオタ風のをポンして、ホンイチの一向聴です。は1枚切れです。できればを重ねてトイトイを狙いたいところです。問題は残り3~5巡になったときです。ここにを引いてきたとします。ホンイチとは無関係な牌ですが、ノーテン罰符をもらうという意味においては大切な牌ですので、を捨てます。は重ねなければテンパイしません。萬子はからでテンパイします。を残すと、索子はからでテンパイします。そこまでしてノーテン罰符をもらってもしょうがないと思うかもしれませんが、ノーテン罰符という大切な自分の財産を守る、その気持ちが必要です。
かが入ればテンパイする一向聴です。ツモを狙いたいところですが、残りツモが4~5回になってきたときには、が出てきたらポンしてかを打ちます。
テンパイする枚数を数えてください。鳴く前はととの5種類でが、をポンするだけでテンパイする牌の種類が変わります。萬子は、筒子はで、10種類に増えました。ノーテン罰符だけ考えた場合、一向聴から雀頭をポンすると受け入れ枚数がすごく増えます。ただし、役がなくなるケースが多いので、残りツモ4、5回の15巡目ぐらいになってから鳴くようにしましょう。ノーテン罰符をもらうという考え方や戦略はかなり有効です。形式テンパイを取りに行くときの鉄則は、危険牌はできる限り切らないことです。