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土田のデジタル

ドラの取捨について(土田のデジタル)

93.ドラ表示牌受けの取捨(約4分40秒)

ドラ表示牌受けは急所なので、たとえドラを生かせなくなってしまうとしても冷静に見切りをつけましょう。

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 ドラより怖いドラ表示牌という格言があります。これは、1枚見えているドラ表示牌は入りづらいので、リーチがかかったときにドラよりも当たりやすいということです。和了に近づけるために、ドラ表示牌受けのカンチャンやペンチャンは、なるべく早い時期に見切りましょう。

二萬四萬七萬八萬三筒四筒六筒七筒二索三索三索六索七索

 ドラは四萬です。つまりドラ表示牌の三萬が埋まっていない状況です。三萬を引けば二索を切って、複数のリャンメン形に構えられるというところに、五索を引きました。三索三索が頭になるので、とりあえず二索を打つ人が多いかもしれません。三索を頭にすることはかまいませんが、手牌から急所をなくしていくと和了に近づくという考え方が大事です。この手牌ではドラ表示牌が急所ですから、二萬を切ってカンチャンを外します。四萬がドラでなければ二萬四萬を切ると思います。4つのリャンメン形を活用して和了ることを考えましょう。

五萬六萬七萬八萬二筒三筒四筒赤五筒七筒一索一索五索七索

 ドラは七索です。つまりドラ表示牌は六索です。5・6・7の三色狙いで六索が出たらチーしようかというところに、四萬を持ってきて萬子がサンメン形になり、さらに良いイーシャンテンになりました。この手牌からもドラ表示牌のカンチャンを外します。五索を切って八索を引けば二筒七筒を打ちます。筒子はリャンメン形に変化する形が複数ありますが、索子はドラ七索のところの八索だけです。四索を引いてドラを打つぐらいなら、先に五索を打って、三萬六萬九萬とカン六筒のイーシャンテンにしておいて、筒子の動きとドラの重なりを見ます。

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