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土田のデジタル

七対子と対々和狙いの識別(土田のデジタル)

87.役牌の有無(約3分40秒)

七対子とトイトイの選択において、手牌の役牌の有無による判断のしかたを解説します。

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 七対子とトイトイの分岐点を判断する要素として役牌があります。前回のドラが絡む場合の判断と合わせて覚えておくと、七対子とトイトイの分かれ目がわかってくると思います。役牌がトイツである手は、基本的にはトイトイに向かったほうが有利です。七対子のみの手を作るよりは、役牌、トイトイ、あるいは役、役、トイトイのような形を目指します。

三萬三萬三萬六萬六萬一筒一筒二筒八索八索南南北

 ドラも役牌もない七対子のイーシャンテンです。四暗刻を狙うのもいいですが、西などの手頃なトイツ候補が来たら、三萬を1枚落とします。暗刻の牌が切りづらくなる巡目に入る前に、イーシャンテンであれば七対子に定めます。もし、南が役牌であれば、役牌、トイトイへ向かいます。

二萬二萬六筒六筒八筒九索九索南南西白中中

 南は役牌です。まだ暗刻がない七対子のイーシャンテンですが、これは役、役、トイトイで打点がありますので、打点のバランスを考慮してトイトイへ向かいます。役牌があるときは、シャンテン数が下がるとしてもトイトイへ向かいます。残りの数牌もAランクとBランクがありますから、和了れる可能性はけっこう高いです。

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