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土田のデジタル

仕掛けの基本(土田のデジタル)

63.初動のかけ方(約6分40秒)

ここでは、仕掛けるときの初動について解説します。

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 デジタル的な処理の仕方として、仕掛けていく場合の解説です。今回は中、ドラドラや、中、赤1といった平凡な手の仕掛けについて解説します。ですから和了り切れば満貫や跳満といった高い手は、初動に関しては除外します。うまく和了る要点、仕掛けてグチャグチャな形にならないようにする要点、仕掛けの成功率を上げていくような要点の解説です。

 基本的には、トイトイでなければ、最終形が両面形になるように仕掛けます。鳴けるものは全部鳴いていくという考え方が多くなってきていますが、デジタル的ではないと思います。

 仕掛けていくと手牌は短くなります。他からリーチがかかってきたときに押し返せる聴牌でなければいけません。もちろん危険な牌を引いてローリングしたり、降りていくケースはあります。しかし、できる限り和了り切りたいというときには、両面形を先に鳴いて、カンチャンやペンチャンやシャンポンが残るよりは、最終的に両面形が残る仕掛け、あるいは、良い待ち、出てきやすい待ちが最終的に残るような仕掛けをしましょう。つまり、出てきづらい、最終的に残したくないところを先に鳴きます。

二萬四萬八萬八萬六筒七筒赤五索六索七索九索九索発発

 ドラは二萬です。発、ドラドラという手が見えています。発をポンできた時は、多くの人が八萬を切って一向聴にすると思いますが、デジタル的に、仕掛けて和了る率をアップさせていくためには、急所は残さないようにします。発から仕掛ける場合、打牌は四萬です。この急所のカン三萬が残らないようにします。五筒八筒待ちが最終形になるように、九索ポン、八萬ポンということがまず1点目です。

 2点目は、急所のカン三萬から仕掛ける場合です。発より三萬が上家から先に出てきたら、チーして九索九索と河に2枚並べていけば、タンヤオに見えて、発も出てくる可能性が高くなります。八萬からポンしたときは、四萬二萬と急所を捨てます。発、赤と1飜下げてでも和了れる形に持ってくことで、勝率は上がっていきます。

二萬四萬八萬五筒六筒七筒赤五索六索七索九索九索発発

 この場合には、カン三萬が残りますが、発をポンして聴牌をとります。少し和了りづらい形でも、ポンして聴牌、チーして聴牌であれば、聴牌のスピードで補えるところがありますので鳴いてもかまいません。

 可能ならば、仕掛けは急所から初動をかける。できれば急所から整理していく。急所が残るような仕掛けはしない。ここが要点です。

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