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土田のデジタル
シュンツの作り方(中盤編)(土田のデジタル)
12.場に安いエリアの探し方(約4分50秒)
ここでは、河にある牌から対局者の手牌を推測したり、捨てやすい牌について考える方法を解説します。
場に安いエリアについて解説します。数牌を3つの区域に分けて考えます。1から3が下、4から6が中、7から9が上のエリアです。この区分けで萬子、筒子、索子の色ごとに河を見ます。中のエリアは、手牌で使いやすいので、なかなか場に出ません。上下のエリアは、参考になることが多いです。多く出ているエリアで待てば和了りやすくなります。また、ドラの下のエリアは出てこなくなります。例えばがドラのときは、萬子や筒子の3から下も、出てこなくなります。
捨牌
上家
下家
対面
カンか、カンか、カンを外す手牌です。萬子からチェックしましょう。上家は下のエリア、下家は萬子の上のエリアが安いです。対面は若干ですが下のエリアが安いです。筒子は、上家と下家は上のエリア、対面は中のエリアが出ています。下のエリアも対面と上家はを捨てています。索子は、3者とも上しか出ていないので、中から下のエリアが非常に高いです。
手牌に戻ります。筒子は上のエリアが比較的良さそうなので、カンは残します。萬子の下のエリアは2人が安いので、カンも残します。従って、カンを外すと、組み合わせが増える可能性が高いと判断できます。
七対子でも同様に考えます。萬子の下のエリアは安いので、は残します。筒子の中のエリアは、対面がを捨てているのみなので、は微妙です。筒子の上のエリアは、下家にが1枚出ていますが、2人に安いのでは残します。先ほどのカンと同じように、このは端のほうなので、やよりも残したい。端牌は、七対子の場合、残したほうがいいんです。しかしエリアが高いので、これは残さないほうがいいのかなと判断します。他の人がで使っていたり、と頭で持っていたりする可能性があるかなと考えて切ります。残ったで戦うことになります。
これを普段どおりにやると、うまくいかないことが多々あります。エリアを探す。河を見たら、上が安い色は何、下が高い色は何、下が安い色は何、上が高い色は何、真ん中が安いのがあるのかなとか見ます。123、456、789。この3エリアを区分けして、良いエリアを探していけば、和了が一段と近づきます。