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土田の麻雀道

ドラや赤牌について(土田の麻雀道)

57.赤を抱いて死ぬ(約5分)

ここでは、持ち点が少ない場合の行動について解説します。

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 南場の親番で持ち点がない状況で、要らない赤を最後まで捨てずにいられれば、麻雀道にふさわしい打ち手に近づけます。不利になったとしても、場や対局相手に対して敬意を払いましょう。迷惑を掛けないようにするという意味では東場でも同様です。

一萬二萬赤五萬九萬九萬一筒三筒七筒八筒一索二索七索九索九索

 ドラは五筒です。ラス前の親番、マイナス1万5000点で、3巡目です。下家がダブ南を仕掛けています。自己都合で言えば赤五萬ですが、遠い手ですので下家に鳴かれないように打ちます。損な役回りやラスを引き受けるのも麻雀道です。

二萬二萬赤五萬八萬九萬九萬二筒二筒二筒四筒五筒六筒七索八索

 ドラは五索です。下家は鳴いています。受けを広くするなら赤五萬ですが、ここは我慢して八萬を切って、六索九索を引いてきたらリーチといってもいいです。下家が聴牌か一向聴気配であれば、ラスになるとしても赤を抱えたまま降りるくらいの構えでいましょう。

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