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土田の麻雀道

ドラや赤牌について(土田の麻雀道)

52.強牌と暴牌の違い(約5分40秒)

ここでは、どのような場合に強く打ち、どのような捨て方が暴牌となるかについて解説します。

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 強牌は、強いと思える打牌のことです。暴牌は、場を壊しかねない打牌のことです。強牌や暴牌は、特に仕掛けが入っている場合に多く現れます。鳴かれるのはたまたまと考える人がいるかもしれませんが、調子が良い下家の親の一色手に対して要らない牌を捨てて、簡単に和了られてしまうと、他の二人の納得は得られません。

 麻雀道の心構えとしては、場が傾くような暴牌は切らないようにします。特に、鳴かれたら役満が確定する牌は絶対に切ってはいけません。均衡を保つことが麻雀道の良さですので、自己犠牲の精神を持つことが大切です。4人、もっと言えば、全国1500万人の麻雀を打つ人みんなで麻雀をしているということを忘れないようにしましょう。

一萬一萬三萬四萬五萬六萬七萬六筒八筒三索四索六索七索五索ツモ

 ドラは四索です。二向聴のところに五索を引きました。六筒八筒を切れば三面形の二萬五萬八萬二索五索八索の一向聴になります。しかし、連荘している下家の親が、東をポンして筒子の一色手を狙っているように見えますので、ここは我慢して一萬を切りましょう。六筒八筒も打つのは暴牌です。

一萬三萬四萬五萬六萬七萬六筒八筒三索四索五索六索七索

 このようになり、六筒八筒が頭になれば、1枚だけ勝負できます。七筒が入れば、筒子を切らずに萬子か索子で聴牌できます。

二萬三萬四萬赤五萬一筒一筒一筒六筒四索五索六索七索一索一索

 この手牌も、ドラは四索です。同じく筒子の一色を親がやっていますが、今度は六筒を勝負します。これは1枚だけなので、強牌を打ってもかまいません。

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