究極の出和了り狙いリーチは、時と場合によって求められることがあります。まずは出和了りできる環境を作らなければいけません。この待ちはないだろうと思わせる環境作りです。自分の河、全体的な場の雰囲気、場の色合いなどを利用します。
ドラはです。普通はを切って待ちにしますが、を切ります。河にが出ているので、はない、特には大丈夫と思わせて和了ります。赤を切って黒を残すという黒い考え方ですが、時にはそのようにして戦い抜くことも大事です。
ドラは同じくです。を切ればカン待ちですが、を切ってカン待ちにします。先にを打っているだけに、待ちはないと思わせます。リーチをかけることで、をトイツで持っている人が落としてくることもあります。三色などの例外を除き、から赤を切る人はなかなかいません。がドラでなくても、たまにそういうリーチをかけてみるのが究極の出和了り狙いです。
ドラはです。は場に2枚出ています。場に2枚出ている字牌で待つことを地獄待ちといいます。が王牌にあれば和了れませんが、子の5200点、親の7700点といった打点の時に地獄待ちは有効ですので、出やすい牌で待ちましょう。
ノベタンは自分で和了牌を2枚使っていて、相手にも使われる数字の牌ですので、場にも出ているようなときには、地獄待ちとなる牌をツモったら、を切って地獄待ちにしましょう。七対子を作っている人が残り1枚を持っていたとしても、しびれを切らして切ってくれます。地獄待ちはたまにすることでこそ生きてきますので、多用はやめましょう。