捨て牌の2段目にあたる7~12巡目で、ダマテンにしたほうがいいケースについて解説します。
自分が子供のときには、いつも親を注目していますが、親の河が強いか弱いかを見てください。強い河というのは、3から7までの牌が捨てられている河です。自分が聴牌しても、親の河に3から7までの牌が、萬子、筒子、索子の3種類で切られていたら、親に振り込んでしまう可能性が高まっていますので、攻めてはいけません。2種類切られていた場合でも、ダマテンに構えたほうがいいです。
それから、親が連荘しているときは、役があってもなくても我慢してダマにしましょう。場に安い色の両面待ち、三面待ちのように、相当待ちが良ければリーチでもかまいませんが、単に役がないという理由だけでリーチに行くのは危険です。絶えず親の河を見るようにしましょう。
自分の手牌のことだけで言えば、親子関係なく、平和のみで3・6か4・7待ちの手は、よほど場の状況が良いとき以外は、ダマテンにして確実に和了ってください。ダマで和了るということは、1巡でも早く和了に近づくという意図です。













が入ったときは789の三色の目が残りますので、打点が下がったとはいえリーチでもかまいません。
が入ったときは、大幅に打点が下がっていますので、ダマテンにして
が入るのを待ち、その間に和了牌が出れば平和で和了りましょう。
をツモ切りしてもいいくらいです。中途半端なリーチをかけて、裏ドラや赤に期待するのは情けないと思います。論理的に矛盾するようなリーチの動機というのは一番良くないです。
そもそも、を待っていて、そのために
を置いていたわけです。
が入ったら
切りでダマにして、満貫、ツモで跳満を狙える手牌でした。思わしくない聴牌になってしまったときはダマテンにして、打点バランスを崩さないようにしましょう。最初から平和狙いの人は、
は必要ないので、安全牌に
を残したり、
と持っていてもかまいません。
や
が暗刻になったらリーチに行く覚悟ができているなら、安目を引いてもリーチでかまいませんが、打点バランスを考えるのが、真のデジタルの打ち方です。