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土田のオカルト
カンを考える(土田のオカルト)
165.暗カンのタイミング(約4分20秒)
暗カンをしても大丈夫な場面を見極めましょう。
暗カンをすると新ドラが増え、ツモ回数も増えますから、割と肯定的にみなされている場面が多いですが、カンというのも発声行為の一つです。発声行為は運を動かしてしまう怖い行為です。特にカンをすると、4人のツキを一気に逆転させるような場面もしばしば起こり得ます。ですから、自分が和了れるという前提で暗カンするのはいいですが、和了りたいという前提の暗カンは慎んだほうがいいです。欲に負けないように打たなければいけません。
がドラです。を持ってきました。我慢してを4枚にしておいてドラを切るという勇気を持つならまだいいです。あるいは、がまだ生きるということを鑑みて、をツモ切りするという打ち方もいいです。ところが、このまま暗カンするというのは、当たり前のように見えて、危険な第一歩を踏み始めているということを忘れてはいけません。麻雀は一人でやっているゲームではなくて、相手3人がいて、を暗カンすることによって何かが起きるわけです。
リャンメンとサンメン待ちのイーシャンテンのところにを持ってきたというのであれば、ドラを切ってもとですから、和了に近いという確信が持てるような手牌であればイーシャンテンでの暗カンをしてもいいです。好形イーシャンテンでの暗カンは許されても、好形への期待が残る愚形含みのイーシャンテンでは我慢しましょう。