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土田のオカルト
中盤の思考(土田のオカルト)
35.シュンツ選択の方法(約5分40秒)
ここでは、場況の見方と場況に合わせた捨て方について解説します。
一向聴や二向聴などでターツがオーバーしたときの選択について考えます。
ツモ
ドラはです。一向聴のところでが来ました。ターツを一つ捨てる選択になりますが、まずは、場に出ている色のほうが和了りやすいという考えに基づき、萬子筒子索子で一番場に高い、あまり捨てられていない色を外していきます。
また、ドラを中心に手作りしていきますから、ドラ色とドラの数位を避けるという考え方もあります。今回でいえば筒子の待ちや、ほかの色でも上の位での待ちは避けます。ドラを起点とした三色の可能性を追いつつ打つと、ドラの数位の逆側は安くなって和了りやすくなります。
もう一つ大事なことは、3と7を使った両面形のターツは、端にかかった待ちになりやすいため優れているということです。この手牌で言えば、、です。そういう観点からいくと、を初めに外したほうがいいと考えられます。萬子が場に高ければ特にです。2番目に数位で、3番目にドラ色を嫌うを外すといったように順位づけがされたとします。
ここからがオカルトです。調子の良いときから、やや下がり気味くらいまでは、場況を見た上でつけた順位の通りに外します。調子が悪いときは順位づけを変えます。一番良さそうに見えたり、大事にしたいターツを外します。状況が悪くなったら、逆流の選択をすることで和了がやってきます。裏目を引きにくいという、極めてオカルト的な考え方です。