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土田のオカルト

七対子の奥義(土田のオカルト)

111.システムで作り出すトイツ(約4分10秒)

七対子を作り出すためのシステムがいくつかあります。それぞれについて解説します。

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 七対子を狙う場合にはシステムでトイツを増やすということが大事です。そのシステムとは何かというお話をします。

 代表的なシステムですが、筋トイツは残します。また、2つ目として筋トイツの逆の理論で、自分が河に切っている牌の筋は切ります。自分が早めに一索を切っていたら四索は残さない。自分が早めに九萬を切っていたら六萬は残さない。

 3つ目として、トイツの隣は切ります。つまり、リャンメン複合形になっている部分です。1・1・2というケースもあるかもしれませんが、それは切ります。リャンメン形部分は七対子を作る上では弱いので、リャンメン形部分から外します。

 4つ目として、3・7から切ります。3・7の孤立牌があったら、そこから切ります。3・7はシュンツ手のキー牌ですから、トイツ手にとっては筋トイツでない限り無縁です。ただし、調子が悪いときは、シュンツ手の時と同様に逆流打法で3・7を残します。

 5つ目として、1枚切れの1・9字牌は残します。これは、皆さんもよくやっていることだと思うので、あえて言う必要はないと思います。

 これらのシステムで総合的に判断しながら、七対子を作っていきます。

三萬四萬六萬八萬八萬二筒二筒四筒四筒赤五筒七索九索九索

 西がドラです。4巡目でツモが西です。4トイツあるので、七対子の可能性が高く、ましてやドラが来たので、ドラ、ドラ、チートイ、赤も使ったら高くなりそうです。赤五筒は赤だからではなく、二筒の筋トイツだから切りません。3・7から切るんですが、三萬六萬は、どちらかが重なればどちらかが筋トイツになりますから、まだ切りません。なので、七索から切ります。次にうまくドラでも持ってくれば、四萬を切る。三萬六萬赤五筒と残した形で、三萬六萬が重なれば、赤五筒を切ってリーチです。後からできた筋トイツが優先です。最初からある二筒赤五筒よりも、後からできた筋トイツの六萬を狙う。六萬が重なっても同様に三萬待ちにします。これが、システムで作り出す七対子でのトイツ作りの肝です。

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