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土田のオカルト

リーチのかけ方(土田のオカルト)

59.手止めリーチはない(約4分)

ここでは、手牌を育てる、可能性を広げるための考え方、打ち方について解説します。

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 手止めリーチとは、親番で9巡目ぐらいまでにリーチを打てば、子の手牌進行を止められるという考え方です。本手や、納得のいく形や、手替わりが見込めない半端な形でリーチをかけることはあるかもしれませんが、手止めや後スジでの降り打ちを狙うような、親番の有利なところを利用するリーチで、まだ伸びる手牌にふたをすることはいけません。手牌は育てていくものです。

一萬二萬三萬四萬五萬六萬八萬八萬赤五筒六筒六索九索九索四筒ツモ

 親番で6巡目に四筒を引きました。九索八萬も場には出ていません。六索を切ってリーチといけば、一発で九索が出てくる可能性がありますし、八萬も端のほうに寄っている牌ですから、比較的和了りやすいです。しかし、オカルト的にはそれでは育っていきません。手牌にふたをする、成長を止めるリーチになってしまいます。八萬を切れば七萬九萬四索五索で三色か一気通貫の型が入ります。ペンチャン待ちになってもかまいません。目先の損得勘定に振り回されたリーチは、成長を止める行為で、自分で自分の首を絞めていることになります。

一萬三萬四萬五萬六萬一筒一筒一筒七筒八筒八筒二索三索四索ツモ

 ドラの四索を引きました。親だと七筒を切ってリーチをかける人が多いと思いますが、それではダメです。一萬を切って、育てましょう。六筒九筒七萬赤五萬引きなど、いろんな可能性があります。

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