仕掛けたいときというのは、相手3人が打牌するときに必ず見ています。相手の打牌に目が注がれる時間が長く、目の力が増し、相手の打牌のたびに目がしっかり動いていくということが1つあります。それから、自分の上家が打牌するときの姿勢も違います。ポン、チーという言葉を発声する準備をしていますから、上家の打牌に気持ちが集中しています。捨て牌のほうに気が行っているものですから、山に気が行くまで少し時間がかかります。
それから、仕掛けていく準備をしている人は牌をたまに動かしています。普通は順番どおりに並べていますが、置いている場所を分かられたくないということも含めて、途中で入れ替えたりします。