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はじめての麻雀

初心者1級:リアル麻雀のための豆知識

39.席順、サイコロ(約14分30秒)

「はじめての麻雀」の最後の章です。ここでは席の決め方から対局の開始までを解説します。

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 4人が座る席の決め方は、場所決めという手順を踏みます。どなたかが東南西北の牌を伏せて混ぜ、各々好きな牌を取ります。混ぜた方は残った牌を取ります。東を引いた方が好きな席を選び、東南西北の順番で、反時計回りに席が決まります。

 次に、最初の親、出親を決めます。席決めのときに東を引いた方が2個のサイコロを振り、出目の方が親です。出目は2から12まであります。東の席を1として数え始めて、反時計回りに1、2、3、4と数えます。5で東の席に戻り、6、7、8、9でまた東の席に戻り、10、11、12と回ります。親が移動した場合も同様に、サイコロを振った方を1として数えます。例えば出目が7だと、親の対面が最初の親になります。

 次に、配牌の取り出し方を説明します。この部分だけでも動画をご覧ください。親がサイコロを振り、親を1として数えて、取り出す山を出目で決めます。出目の席の人から見て、出目の山の右端から出目の数で区切ります。出目が8だとしたら、8の山の右から9枚目以降、サイコロを振った人から見ると左から9枚目以降を取り出します。出目の席の人から見て、区切った位置から右側3枚目をドラ表示牌として表に向けます。

 牌の取り出しは時計回りです。山の上下2枚を2段、4枚を親が取ります。次に南家、西家、北家と、同様に4枚取ります。これを3回繰り返すと、手元に4×3=12枚になります。親の配牌は14枚、子は13枚という決まりです。全員が3回ずつ取り終えたら、親は山の続きの上山1枚目と、3枚目の合計2枚を取ります。残りの1枚ずつを子が取ります。全員が取り終えると、親が14枚から要らない牌を1枚捨ててゲームがスタートします。ゲームは取り出し終わった山の続きから始まります。

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