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はじめての麻雀
初心者3級:ここまで覚えれば基本的にOK
33.カンについて(約11分30秒)
同じ牌を4枚揃えたときは、カンという形でそれを1組として使うことができます。ここではカンについて解説します。
例えば、4枚目のを持ってきたときに、カンと言うことで、4枚を1組にできます。チーやポンのときと同様に、手牌から出して置いておきます。残りの手牌は10枚になり、ここから1枚切ると少牌になりますので、1枚補充します。
補充する牌は、俗に嶺上牌(リンシャンハイ)と呼ばれる牌です。ゲーム開始時に、山から牌を取り出す区切りの右側に残っている牌を、嶺上牌といいます。1枚を必ず下ろして、嶺上牌を示しておきます。補充した牌は、要らなければ捨ててかまいません。
カンには、暗槓(アンカン)、明槓(ミンカン)があり、明槓(ミンカン)の中に、大明槓(ダイミンカン)、加槓(カカン)の種類があります。
自分の力で4枚揃えて行うカンを暗槓といいます。手の中にあるので、暗い槓と書きます。4枚を手牌から出し、両側か中側を伏せて置きます。
他の人の力も借りて4枚揃えるカンを明槓といいます。
大明槓は、手の中にある3枚の牌の4枚目を、誰かが切ったときに行うカンです。ポンと同様に、切った人の方角を横に向けて置きます。手の中で3枚の組み合わせが出来ているところからカンする狙いは、カンをすると新しいドラが開くからです。カンしたら必ず嶺上牌から1枚補充して、新しいドラを開けて、ゲームが進みます。
加槓は、ポンしているところに、4枚目を自分で持ってきて組み合わせるカンです。4枚目を誰かが切っても、加槓することはできません。
嶺上牌が当たり牌だったときには嶺上開花(リンシャンカイホー)という役になります。嶺上、この山から持ってきて、花開く和了ということで、役が1つつきます。
また、特別なルールで、誰かが加槓した牌が当たり牌のときは、槍槓(チャンカン)という役で和了れます。暗槓では和了れません。